遠い地の同胞に向けて/ Antique Donation box by Colonial and Continental Church Society 



煙突がついた小さな丸太小屋のフォルムをしたアンティーク・貯金箱

屋根には素朴なイラストとともに、「Plea for England's Scattered Colonists」の文字がみてとれます。

私は「イングランドから広がる入植者達へのお願い」と訳してみました。

そう、つまりこれは「募金箱」なのです。

主催は「Colonial and Continental Church Society」。
住所は「9 Serjeant's Inn, Fleet St, London」。

「Colonial and Continental Church Society」とは、1823年から1974年まで存在したキリスト教の団体。
何度も名称は変わっていますが、「Colonial and Continental Church Society」の名称として存在したのは1861年から1958年まで。また、住所が「9 Serjeants Inn, Fleet St, London」だったのは、1855-1941年まで。


よって、この募金箱が使われていたのは1861年から1941年までの間、ということとなります。

英国人のディーラーによれば、これは期間のなかでも、1900年頃、インドやアフリカに向けての物と思われる、とのことでした。

インドにおいては長く英国の植民地でありましたし、アフリカにおいては1895年に 英国領東アフリカ /British East Africaが植民地として設営されました。

どちらにも、さぞ多くの人々が新天地へ希望とともに渡っていったことでしょう。
そして、教会からも多くの司教や教師が渡っていったと思われます。

この教会からの支援は、慣れない土地で暮らす人々にとっては大切なコミュニティの場となったことは想像に難くありません。


英国では見ないタイプの「丸太小屋」のフォルムと子供たちの素朴なイラストが心に残ります。

「Tree Will Offrings for Missions to the Brtish Colonies」
「Let the children first be filled」

・・・とありますので、植民地に向けの木を寄付する、そして子供たちをまずお腹いっぱいに、がスローガンとなっているようです。


底面にはラベルが貼られ、少々傷んでいるため詳細は読めませんが、どこで、いくら集められたのか記入するようになっています。

これはきっと、金額を集計し封をする意味で貼られたため、開けた時にどうしてもその部分が傷んでしまったのではないでしょうか。

底にはお金を出すための開口部があります。
構造はシンプルで、細長い板が1本の釘を支点に回転するようになっており、指で押せば簡単に開きます。
ぴったりのサイズであり、エッジが斜めにもなっていますので、閉じた時は思いがけず安定しますので、現在でも十分実用性がございます。

植民地の英国による支配は様々な問題を含んでいたこととは思いますが、この小さな募金箱で集められた厚意は、間違いなく美しいものであったと、心から信じたいと思います。


大きな歴史の狭間に存在する、ピュアな心のかけらを垣間見せてくれる、アンティーク・アイテム。

所有することの意味を、改めて感じさせてくれる、ストーリーを持ったひと品です。


「Colonial and Continental Church Society」についての参考サイト(英語版)→こちらからどうぞ。


こちらからも拡大画像をご覧いただけます。


◆England
◆Colonial and Continental Church Society
◆推定製造年代:c.1900年代頃
◆素材:木
◆サイズ:幅約15.7cm 奥行き約9.5cm 高さ約10.5cm
◆在庫数:1点のみ


【NOTE】
*古いお品物ですので、多少の汚れや小傷、塗装の剥げ、ラベルの傷みなどがみられます。詳細は画像にてご確認ください。
*画像の備品は付属しません。
*上記ご了承のうえ、お求めください。
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517-149

0円(内税)

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大江戸骨董市
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